2013年9月14日土曜日

孤立した町でイスラムへの改宗を強要されるシリアのキリスト信徒

マアルーラにおけるキリスト教徒の苦境



Beautiful mountain village of Maaloula seized by rebel forces



ロサンジェルス(カトリックオンライン)-アルカイーダとつながっていた兵士が、シリア政権の軍隊との衝突後、キリスト教徒のマアルーラ村を支配下に入れた。イスラム過激派が根強い反政権グループへの欧州の援助は、再び恐怖を再燃化させている。



多くはひげをたくわえている抵抗者たちは、「アッラー、アクバル(神は偉大なり)」と叫びながら、住民を政府軍から解放するためと言う口実で、村へ押し寄せ、すぐにキリスト教徒の家や教会を攻撃してきた。



マアルーラのある住民は言う。「彼らは銃で人々を殺しました。銃声が聞こえ、村の古街の通りの真ん中で3体が横たわっているのが見えました。私たちの身におこっているのを知りながらオバマ大統領は何をしているのでしょうか?」



また、他の住民もこう証言した。「お前たち(住民)の誰かがイスラム教に改宗しないなら、お前たちの首は飛ぶだろう」



ダマスカスから25マイル離れたところに位置するマアルーラでは、住民が今でもアラム語(Aramic)を使用して生活をしている世界でも数少ない場所の一つだ。アラム語はイエズスや彼の弟子が話した言語だった。



中東の戦争の混乱から逃れたマアルーラは、首都から近いこともあり、シリア紛争の重要な戦略的な闘争の場となっている。以前はアサド大統領政権によって保たれていたが、イスラム強硬派のアルナスル部隊の先頭に立った反逆者の侵攻により、この村は包囲されている。



反政権の人々の中には外国なまりの者もおり、紛争地へと送られるアルカイーダの戦士となることを恐れていたと村人たちは言っていた。ある村人は、チュニジア語、リビア語、モロッコ語、そしてチェチェンの方言も聞いている。



ネットに投稿されたビデオには、反政権派の指揮官が、カメラに向かって「アサドの傭兵(dog)や暴漢をマアルーラから一掃した」と叫んでいた。その間、シリア政府当局は反政府グループは撤退し、村を奪還したと主張、「政府軍はテロリスト構成員に大きな損失を与えた」と言っている。



――――――――――
アメリカ政府の主張するシリア政府の残虐性はうそだと気付いた方は多いかと思います。反体制派グループの過激派によってカトリック信徒は迫害にあっています。シリアやエジプトで苦しむ多くのキリスト教徒のためにお祈りをお願いします。



+キリエ・エレイソン+



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