SSPXの宣伝工作
SSPX聖ピオ10世会から追放されて、レジスタンスを形成している追放された司祭や司教から、さまざまな疑問点が、SSPX幹部に向けられています。
特に最近、このレジスタンス側に立って、日本向けのレジスタンスの公式?サイトから様々な情報が発信されています。
そして、つい最近知ったのですが、SSPXのブランド化を目指して、オランダのブランドイメージに特化した会社(5本の指に入る大企業らしい)に対して、SSPXのイメージをアップさせるための依頼をして、かなりの額をこの私企業に払ったらしいことがわかりました。
なんということでしょう?SSPXのイメージを良くしようと、一般企業にお金が支払われたという事実を知って、カトリック信徒として正直感覚的に理解しがたいもの感じました。
昨今の教会の現状を憂う身として、微妙な立ち位置にありながらも教会の復興を目指そうとするSSPXに対して、個人的に敬意と尊敬の念を持っていましたが、SSPX内部で分裂が起きたことを知り、どちらの言い分が正しく、どちらが真理を求めているのか、その行方を見守っていました。
2012年のSSPXの総会で分裂がはっきりしましたが、2006年の総会の決議と創立者ルフェーヴル大司教の立場を反故にするSSPX幹部(もちろん、善意であっただろうと信じていますが)に対して、多くのSSPX会員が反感を示し、上層部は見せしめに対立的であった司祭を追放することで、外部的には穏やかであったように見せかけました。(実際、4人の司教のうちの一人、ティシエ司教は、フェレー総長の立場に反対だったが、実務的に総会の書類にサインしました)
しかし、このSSPXの強硬な態度が、追放された司祭のレジスタンスの結成へと駆り立て、レジスタンスの司祭がSSPX内部の事情を暴露し始めました。
このことが原因で、SSPXにとって必要な対策としてオランダの大企業に依頼するきっかけになったのではないかと個人的に推測しています。
なお、上記の詳細は、追放されたSSPXの司祭ジルアード神父の説教の中で確認できます。カトリック信徒として考えさせられる記事ですので、ぜひ、SSPX会員の信者に、一読していただきたいと思っています。ジルアード神父の悲しい境遇を知ることとなるでしょう。
「カナダSSPX司祭 ジルアード神父様 お説教 2013/6/2」
個人としてSSPXの分裂をあおっているわけではありません。常に警戒を怠ってはいけないという意味で、この記事を上げています。
Fratres: Sobrii estote et vigilate :quia adversarius vester diabolus tamquam leo rugiens circuit, quaerens quem devoret
「身を慎み、目を覚ましていなさい。あなた方の反対者、悪魔が、ほえたけるライオンのように、誰かを食い尽くそうと探しまわっています。(一ペトロ5章8節)」
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